アート溢れるまち「さんだ」

　「超写実」という言葉が適当なのかどうか・・・・　丸尾さんの絵を見ていると、現実と絵の世界の境界が不明瞭になります。ご本人は、風景画でも決して写真にならないよう描いているとのことです。確かに写真では伝えられない何かが丸尾さんの描く風景にはあるのです。丸尾さんの絵には人間が全く登場しません。カンバスの上に極めて緻密に描き写された自然の中に、描かれてない人間の吐息を感じるのは、私だけではないはず。

　リンデン（三田市駅前町4－25）の丸尾宏一展は、11月4日（木）から12月3日（金）までの一ヶ月、日曜月曜を除く毎日開催されます。営業時間は、11時から16時までです。　お見逃し無く。

シャドウボックスアートの江嶋桂子展は、好評につき10日間の延長開催といたします。10月26日（火）14時からは、体験教室を追加開催いたします。当日飛び入り参加も可能ですので、是非ご来場下さい。　　江嶋さんの作品は、リンデンさんの昭和レトロなお店の雰囲気と、すごくマッチする驚きの作品です。　シャドウボックスアートが何か知らない方、大歓迎です。

10月20日（水）アートシティさんだ研究会の全体会議（中間報告会）が三田駅前キッピーモールにあるまちづくり協働センターで開催されました。お勤めの方も参加できるように、夕方5時半からの会議でした。出席17名＋委任状17名の満場一致で、大石輝一没後50年展の主催を決定いたしました。2022年下半期の開催となります。　研究会の目指すデジタル（バーチャル）ミュージアムに繋がる新しい展示を織込みたいと思います。

大石輝一拓が兵庫県三田市広野に拓いたアートガーデン跡地を調査いたしました。